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2月 13 2011

Edge500でLSD

自転車で速く走りたいというよりは、日々を楽しむための体調維持のため、


時間がとれて自転車に乗れば、楽しいし体調もいいのですが、
乗れない日が続けば、とたんに運動不足で、体調不良、

何もしなければ体が動かなくなる実感が日ごとに増すこのごろ・・・

以前から興味があった、
LSDトレーニングについて考えました。

L・・・Long
S・・・Slow
D・・・Distance

初めて知ったのは、まだロード自転車を持っていないころ、
ある行事でマラソン選手の浅井えり子さんのお話を聞いたときでした。
実際に目の前でお会いした浅井えり子さんは、
背の高さは、私と同じぐらい、穏やかな、軽やかな、素敵な方でした。
お話で一番心に残っているのは、

素質がない人だって、
ゆっくり長く走れば、速くなる
しんどかったら、休めばいいじゃないですか

というお話でした。
ただ自転車にのってゆらゆらしていたいだけの
根性なしのわたしをとても甘やかす、なんとも心地よいメロディーに感じたのでした。

私の所属する自転車チームには、
私のような、レースには参加せずサイクリングを楽しむ人たちもいますし、
実業団登録をして積極的にレース参戦している人もいます。

監督は、速く強くなりたい人にはそのように、
私のように楽しく乗りたいひとにはそのように
それぞれの人が望む乗り方になるにはどうすればいいのかを教えてくれる人です。
サイクリングでもレースでも、速く走るための方法の基本は同じ。

素質は関係ない、かかる時間はそれぞれ違っても、
必ず強くなれる、というのを聞いたとき、
浅井えり子さんのお話をおもいだしたのでした。

LSDで基礎体力を作る、ということを監督は推奨しています。


まず自分の最高心拍を知る、
その6割ほどの心拍で、最低1時間以上、運動することで心臓を強くし、
体中の隅々の血管に血を送って、
血の通ったいい筋肉になる、パワートレーニングの効果が出やすい体になるのだそうです。

私の最高心拍は、たぶん185ぐらい
110~115ぐらいで、出来たら毎日、一日のどこかでその様な状態を作ることを目標にしようと思いました。

手始めに、ローラー台でやってみようと思いました。
チームのローラー台を借りることができるのです。

Edge500には、
「ワークアウト」
というメニューがあります。
何種類かテンプレートがあるようですが、
「新規作成」から、

一時間、心拍を110~115に保つ

というシンプルなメニューを作って実行することにしました。
lsd-01.jpg

ローラー台は何度か乗ったことがありますが、
心拍や時間の目標をもって乗ったのは初めてでした。

何も運動していないときは70~80ぐらい、

サイクリングで走っているとき、ちょっと息があがってきて、しんどくなる手前、
スピードがある程度出てきて、体が温まってきて、
運動してる実感を感じる程度だと、私の場合、
140から150ぐらいになっています。

110~115という心拍は、その中間ぐらい、
実際やってみると、ぜんぜんしんどくありません。

LSDを意識するには、しんどいのを我慢するのとは反対、
あがりそうになる心拍を抑えなければならないです。

しんどくなくていいなんて、すごい!!

と思ったのは最初だけ

1時間という時間は、結構長いです。

運動としてはぜんぜんしんどくなくても、
何か飲みたい、食べたい、お尻が少しいたい、お手洗いに行きたい、など、

この一時間なり、それ以上の時間
目的を持ちながら、それをすごし切る工夫をしなければ中断してしまいそうでした。

Edge500でメニューを実行している間は、設定した心拍の範囲から外れるとアラームがなるので、
それが聞こえる程度に、ラジオとか音楽とか動画を見たりしてるのもいいと思いました。

とりあえず最初は記録をEdge500に残すことを目標にしていましたから、
その目標を心の支えに、
1時間を過ごしました。

終わってみて考えたことは、心拍を表示するものを持っていないときのことを思い出して、

ああ、運動して気持ちいい、と感じる心拍とは、人によって違うかも知れませんが、たぶん
LSDで目標とする心拍より、ずっと高いです。

LSDを意識するためには、もっともっと抑えなくてはなりません。
速くはなくても、自転車で出かける回数は結構多い私は、距離は走っているほうだと思うのですが、

思い出してみれば、LSDを実行できている瞬間はなかったのでは、と思うのです。
楽しいサイクリング+健康維持にはなっていたかもしれませんが、
心臓を強くする運動にはなっていなかったということです。
一人でマイペースでぶらぶらと一日かけて100キロオーバーを走ることはできても、
誰かと走ったとき、急にペースがあがったり、坂道になったりすると、私はもうついていけません、
そしてそれをがんばろうという気概もなく、苦しい思いまでして走りたくないと思ってしまいます。
だから私は大体単独で、そのとき出せる力でマイペースのサイクリング、

走っても走っても速くならない私、これで納得、という結論に至りました。

でもちょっと気をつけることで、変わっていけるかもしれない、
もう少し走れるようになれば、また違う景色を見ることが出来るかもしれない、
しかも練習は、運動強度は下げて、なんて、

楽に強くなれるなんて、ラッキー!!!って思いました。

この運動は、本当にゆるくて、長い時間がかかります。
もっと速く強くなりたい、と思っている人にとって、本当にこれでいいのかと、焦ったり不安になるのではないかと思いました。

サイクリングを愛する私に、監督はやさしいです。


私 「わたしでも、練習したらチームの練習会の集団についていけるようになりますか?」
監督 「うん、なるよ。僕のいうとおり、だまされたとおもって、やってごらん」

私たちのチームからプロチームに行って活躍している選手も、
実業団レースで入賞した選手も、
この練習を土台に、強くなっているそうです。
もちろん選手はそのあとに、もっと別のメニューがあるのでしょうが、

サイクリング部なら、LSDだけで十分、しかも、しんどくない!!

ローラーに乗れない日は、歩いてもいいと思うのです。
私なら、心拍ベルトをまいて、Edge500を手に、
たとえばお店に出勤の日なら、帰り電車の線路沿いに1時間心拍を保ちながら歩く、
出かけるにしても、自転車に乗らない日は早めの行動で、やはり1時間歩く、など、

日々どこかにLSDを入れるようにしていけばいいと思いました。

望んだ効果がでるか、しばらく意識してやってみようと思います。

これで私がもし強くなれば、素質があるかどうかは関係ないことになり、
素質がないものでも、ゆるい運動で強くなれる、という証明になると思いました。

健康と、楽しいサイクリングのため、

がんばります、という意気込みは必要なく、
出来るだけ継続して無理のないように生活の中に
それを取り入れる工夫が大事だと思いました。

lsd-02.JPG
ローラー友達がいれば、お話しながら1時間過ぎるかもしれませんね!!

lsd-03.JPG
この日、気づくと路地には雪が積もりかけていました。


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