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8月 20 2006

TOPO10M v7 はどこが変わったのか?

先週末、発売元のいいよねっとさんが予約を開始した「日本地形図(TOPO10M)Ver.7」に関して、どこが変わったのかを簡単にご紹介。

今回のバージョンアップでもっとも大きなトピックがDEM(Digital Elevation Model)データを実装した事でしょう。DEMはデジタル標高データとも呼ばれ、等高線による標高表示以外に「その場所」がどれくらいの標高であるかという情報です。一般的に「その場所」は正方形で区切られた土地であり、「この50mx50mの土地は標高1000m」という具合にデータを持っています。この正方形が細かくなればなるほど、実際の地形を正確に表現できる訳ですね。ちなみに、国土地理院が公開している数値地図は50mメッシュ(50mx50m)になっていますが、TOPO10Mv7に関してはメーカーからの公表がありませんので不明です。
さて、では、このDEMデータを持っているTOPOv7とTOPOv6で同じ地域を比べて見ましょう。
まずは、いいよねっとさんのウェブで公開されている東京都檜原村周辺の地図です。マップソースの設定は詳細度が最高で縮尺は7kmのようです。

では、同じ場所をTOPOv6で、設定も同様に詳細度を最高、縮尺を7kmにしてみましょう。

v7では陰影表示がされ、地形の凹凸が視覚的に認識しやすくなっていますが、v6は一般的な表示なのがお分かりになるでしょう。カシミール3Dでは、前出の数値地図50mメッシュなどを使用する事により、こういった地形の陰影表示を実現していましたが、マップソースもこの部分に関しては肩を並べたという感じでしょうか?
さて、「面」で管理された標高データであるDEMを持つ事によるメリットがもう1つあります。
下の写真はいいよねっとさんのウェブで公開されている、TOPO10Mv7のデータを転送したGPSMAP60CS-Jの画面です。確認し易いように2倍に拡大しました。

画面上部にマップポインターという項目がありますが、この右に標高(285m)が表示されています。これは画面上の矢印(マップポインター)が指し示す場所の標高になります。トラックパッドを操作して矢印を移動させれば、その場所の標高が表示されるために次々と値が変化します。
対して、TOPOv6は標高のデータは等高線として「線」の形でデータを持っています。この場合、上図のように等高線と等高線の間に矢印を持って来た場合は標高が表示されません。その場所の標高を地図上で知りたい場合は、矢印を等高線に重ねてあげる必要があった訳です。小さな画面で縮尺を上げて使っている場合は、意識しなくとも大抵は等高線と重なっていたかも知れません。
DEMのメリットはご理解頂けましたでしょうか?
地図データの鮮度も上がりました。2006年3月末までの市町村合併が反映され、道路などは2005年度版になりました。
今回からメディアがDVD-ROMになり、サポートOSもWindows2000/XPのみになりましたのご注意ください。また、DEMデータにより更にデータが重くなりました(日本全土で約1.8GB)ので、地図メモリ16MBのモノクロ版GPSでは1区画しかローディング出来ない場合もありますので、このバージョンのご使用はお勧めしません。
GPSストアでは只今GPSMAP60CSx-Jと併せて日本地形図(TOPO10M)v7の予約を承っています。詳しくは店頭へどうぞ!

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