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12月 15 2012

EPSON vs Garmin Vol.1 『データ編』

今年8月末の発売以来、日本製のランナー向けGPSウォッチとして注目されているEPSONのWristable GPSですが、実際にGarminのFore Athleateと一緒に走ってみました。

実走データを分析すると、いろいろなことが分かってきました。

まず、コースは、いつもの新宿御苑一周テストコースです。

ボタンが干渉しないように、左手に FA910XTJ、FA610、SS-700Sを並べて装着します。

センサーは、EPSONのHRセンサーSSHRKIT01にしました。ANT+ですので、3機種とも問題なく同時にペアリングしました。

いつものとおり新宿御苑を一周して店舗に戻り、データをパソコンへ送ります。

有線、無線の違いはありますが、いずれも滞りなく転送が完了しました。管理ソフトは、どちらもインターネットにつないで使用するもので比べてみましょう。

EPSONの「NeoRun」もGARMINの「GARMINコネクト」も基本的なつくりは似ています。GARMINの方が少し分析が細いでしょうか。

 

下記は、それぞれのデータを項目別に表にまとめてみました。クリーム色の部分はそのメーカーにしかないデータです。EPSONはピッチとストライド、GARMINは停止時間を除いた平均等もう少し細かいデータの項目があります。

右はラップ毎のデータをまとめてみました。

結果的には、それぞれのとらえている情報に違いがあっても、データとしての数値には大きな違いはありませんでした。

EPSONで気になる点は標高でしょうか。都会では衛星を捉えにくいので、標高の誤差が大きくなります。トレイルランでしたら問題ないと思います。

ラップ毎のデータを見ると、カロリー計算の方法もメーカー毎に違うようです。GARMINは心拍計を参考にしてカロリー計算をしているようですが、EPSONは均一の値ですので、身長体重年齢などから割り出しているのだと思われます。

計算方法は違っても結果的に消費カロリーの合計はほぼ同じですので、EPSONは多くのサンプリングデータをとって研究されたのだと思います。

FA910XTJのカロリーは、合計は問題ありませんが、ラップデータの方はおかしいですね。バグかもしれません。

今回はデータの数値に絞ってまとめてみましたが、実は数値よりももっと大切なのは、私は使い勝手だと思っています。長くお付き合いするものですので、相性の良いものがベストだと思います。

実は使い勝手はそれぞれの機種で意外に違います。文字の大きさや操作の感触、重さや稼働時間、自動ポーズの反応の良さ等々…。

弊店にはすべての機種のデモ機をご用意しておりますので、ぜひ腕にはめて少し走ってみてください。きっと素敵な相棒が見つけられると思います。

さて、それでは、次回Vol.2では、気になる軌跡の分析をしたいと思います。