先日、随分と前にzumo550をお買い上げ頂いた得意様より、「お気に入りが一杯になって来たので、カスタムPOIに移せませんか?」というお問い合わせがありました。
いきなり、POILoaderから入るマニアの方を除き、普通のお客様では自然の流れかと思いますので、簡単にご紹介。
お気に入りは、nuviユニット内の\garmin\gpx\current.gpxに保存されているというのは皆さんご存知の通り。
このデータをPOILoaderの入力ファイルにしてあげれば良い訳ですが、さて、どうしましょうか?
まず、思い浮かぶのが、
店頭のデモPCにはMapSourceがインストールされていますので、このGPXファイルを読み込んで、トラックデータを除く、必要なウェイポイントデータのみで.gpx形式で保存する方法。流れはうまく行くのですが、せっかく登録した大事な電話番号が消えてしまいました。
zumo550はBluetooth接続でハンズフリーが特徴ですので、登録されている電話番号が消えてしまっては意味がありませ。
なぜ?と、MapSourceが吐き出した.gpxファイルを秀丸で確認すると、電話番号フィールドを表す<gpxx:PhoneNumber>タグがサクッと消え去っていました。
ついでに、この整形された.gpxファイルを良く見ると、POILoaderのヘルプに書いてある.gpx形式のファイルフォーマットと同じじゃないでしょうか?
同じメーカーの.gpxファイルですので入りも出も同じであっても不思議ではありません。
では、単純にcurrent.gpxファイル内のトラックデータのみを消去してしまえば読み込めるでしょう...と。
トラックデータはcurrnet.gpx内で<trkpt>と</trkpt>のタグで括られたデータですので、これを消したい訳ですが、改行コードが入っていないために秀丸やメモ帳などのテキストエディタでは、非常み見づらくなってしまいます。
そこで、餅は餅屋という事でXMLエディタに登場してもらいます。
「XML エディタ」で検索すると上位に表示される、XMLEDITOR.NETを使います。
サイトの説明に従い、インストールして動作可能な状態にします。
Win Vista以前のOSでは、更にNET Frame workが必要になりますが、この辺りはXMLEDITOR.NETのサイトにある説明に従って作業します。
インストールが終わったら、XMLEDITORを起動して、current.gpxを読み込んでみます。
わかりやすい階層表示です。
下のほうにスクロールしていくと、
trkタグが現れました。
これがこれを全て選択して消してしまいます。
trkのフォルダーアイコンにマウスポインタを重ね、右ボタンクリックでメニューが出ますので、削除を左ボタンクリック。
他にもtrkが有った時やルートデータのrteが有った場合は、それも全て削除です。
削除が終わったら保存ですが、その際に保存オプションを聞いてきますので、以下の設定で保存してみます。

修正の終わったファイルはを秀丸で開きますと、
ヘッダとgpxタグ、metadataタグ、そして、wptタグのみで、当たり前ですがPhoneNumberタグもしっかり残ってます。
これを、cドライブ直下に半角アルファベット名で作ったフォルダに入れ、POILoaderから読み込みます。※ファイル名に全角文字がからむと現バージョンのPOILoaderは不安定です。
そして、生成された.gpiファイルをzumo内の\Garmin\POIフォルダ内にコピーしてあげれば準備はOKです。
Bluetooth携帯を接続し、読み込んだPOIを探します。
目的地検索 > その他 > カスタムPOI > 生成ファイル名

電話番号が正常に認識され、左手には発話用のアイコンが表示されました。
アイコンタッチで発信も正常でした。
これにて1件落着でした。
実は、current.gpxから、trkとtreタグのデータを削除しただけという実に簡単作業でした。
最近、お気に入りが溢れてきてお困りの方は試してみては如何でしょうか?




