«

»

8月 26 2007

eTrexH インプレ(ゆらぎ)

Accuracyを普通に1mなんて表示するGARMIN採用の新世代GPSチップ、色々なところで良い良いと言われているようですが、本当に良いの? という事で、まずは、測定値のゆらぎを見てみましょう。

ここの環境は、5階建てビルの屋上に設置したGPSアンテナから電波をリダイレクト送信している室内です。通常、GPSMAP60CSxは2m〜3m、eTrexCXは3m〜4mの精度表示で動作しています。
そんな中で、eTrexHは1mを表示します。今までこのかた、MSASでデファレンシャルを効かせても見た事無い数値です。
衛星状態画面を見ると、必死に衛星を探すべく目まぐるしく点滅を繰り返すSiRF機と違い、落ち着いた感じです。
なんか良さそうですね?
本当に良いのか、VisualGPSでSurveyを確かめてみました。
衛星配置が変化すると同条件になりませんので、2台同時にテストです。
mediatek_test.jpg
SiRF Star3のGPSMAP60CSxとMediaTek MT3(噂)のeTrexHを15分程度稼動させ、測定値が安定した状態からテスト開始です。
以下、15分程度比較してみた結果です。
まずは、GPSMAP60CSx
SiRF15min.jpg
そして、期待のeTrexH
mt_15min.jpg
両者でグリッドの基準点が異なりますので、絶対位置的な比較は出来ません。データのバラつきに注目してください。
1マスは、緯度経度の0.144秒ですので、ここ代々木では緯度(縦)方向は約4.2m、経度(横)方向は約3.6m位になります。
意外な結果ですね、Accuracy1mのeTrexHですが、実は測定値のバラつきが激しかった訳です。
次は、GARMINチップの雄、GPS60に登場してもらいましょう。こちらは約30分間比較してみました。
garmin_30min.jpg
GARMINチップ優秀ですね、SiRFよりも揺らぎが少なく安定しています。疑惑のeTrexHの30分データはどうでしょう?
mt_30min.jpg
0.144秒の枠一杯に揺らいでます。
なるほど...という結果になりました。
このあたりの測定値はチップの性能だけでなく、フィルター等の「味付け」が利いてくるとは思いますが、意外な結果になりました。
今回の実験は、非常にロケーションの良い場所でごく短時間の定点観測をしたという結果に過ぎません。「疑惑」なんて書いてしまいましたが、恐らく、MediaTekの実力が発揮できないテストなんだと思います。
次回は高感度チップの有利な、障害物の多い場所でのテストをしてみようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次の HTMLタグおよび属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>